遺産相続と相続税申告

こちらでは池上・雪谷にお住まいの皆様へ遺産相続と相続税申告についてご説明いたします。相続税とは、人が亡くなった時に発生するもので、故人の財産を相続する際にかかる国税のことです。相続が生じるとそれに伴い様々な手続きをすることになります。

また、故人から相続予定の遺産が基礎控除額を超えるときは、法定相続人は相続税を支払う義務があります。相続手続きは条件により方法は異なりますが、大まかには下記の流れで進めていきます。

1. 相続人の調査 
2. 相続財産の調査 
3. 遺産分割協議
4. 相続財産の名義変更
5. 相続税申告

相続手続きには期限が設けられているものもいくつかあります。また、相続税申告にも納税にも期限が定められていますので、相続が発生したことを知ったら池上・雪谷の皆様は早急に手続きに取り掛かりましょう。

相続税の申告期限は相続が開始された日（通常は被相続人の死亡日）の翌日から１０か月以内と定められています。被相続人の死亡時の住所地を管轄する税務署へ期限内に相続税申告を行います。

相続税申告が必要となる場合には、速やかに手続きを進めていきましょう。もしも、相続税の申告期限を過ぎてしまうと、もとから支払う予定の相続税にプラスして、期限切れの罰としての加算税や延滞税が追加で請求されることがあります。このように期限内に申告、納税することはとても重要ですので、正しい手順で行っていきましょう。

上記にて相続税申告はとても重要な手続きであるということはご理解いただけたと思いますが、財産を相続する人たち全員が相続税の申告をしなければならないわけではありません。相続税申告には基礎控除額というものがあり、財産の総額が一定の額を超えている場合のみ相続税の申告が必要になります。

下記の計算式で基礎控除額を算出できます。

基礎控除額＝3000万円＋（600万円×法定相続人の数）

上記の計算式で基礎控除額を算出するにあたり、相続人の調査がとても重要になってきます。相続人の調査は、役所から戸籍を取りよせて行います。被相続人の出生から死亡まで確認し全ての相続人を確定します。この人数によって控除されるか決まりますので漏れがないよう進めましょう。そして相続財産もすべて一覧にし、一つずつ評価していきます。全ての相続人が近辺に住んでいるわけではないので、その後の遺産分割協議のためにも上記２点はすぐ確認してください。

一見、相続が開始された日（通常、被相続人の死亡日）の翌日から１０か月以内といわれると期限が長いように感じますが、手続きには時間を必要とするものも多くあります。予定よりも一つ一つの手続きに時間がかかってしまい、期限が切れてしまった、などということがないよう、池上・雪谷の皆様は速やかに手続きにとりかかり期限内に正しい相続税申告を行ってください。

もし期限が過ぎてしまうと、相続税の特例（小規模宅地の特例等）や控除（配偶者控除等）の適用ができなくなり、加算税や延滞税が追加で請求されることもあります。納税額が高額になってしまい、被相続人の残してくれた財産を無駄にしないためにも期限は守って手続きを進めていきましょう。

このように池上・雪谷の皆様にむけて説明してまいりましたが、人生において相続手続きに慣れている人のほうが稀です。手続きに対してご不安があるのは当然のことですので、なにかお困り事がありましたら雪谷・池上相続税申告相談室までお気軽にご相談下さいませ。

そもそも相続税申告が必要かどうか、という最初の段階から、相続人が何人でどんな書類を集めるのかといった具体的な内容まで、どんなことでもご相談者様に合わせてお話を伺い進めてまいります。初回相談は無料で行っております。池上・雪谷エリアに特化し、相続税申告の経験豊富な専門家が池上・雪谷の皆様の相続税申告のお手伝いをさせて頂きます。皆様からのお問い合わせ雪谷・池上相続税申告相談室一同、心よりお待ち申し上げております。